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サウンドデザイン
          事例紹介  タッチパネル音

          近年は様々な機器でタッチパネルが採用されていて、物理的なボタンがなくなりつつありま
          す。タッチパネルでは画面表示によって多様な選択肢を提示できるという長所がありますが、
          物理的ボタンのような触覚情報がないため、操作を正しく行えたかどうかを確認しにくいと
          いう欠点があります。

          そこで通常は画面に何らかの表示を行い、操作のフィードバックを行っています。また、音
          を使ってフィードバックすることもあります。

          近年、自動車ではダッシュボードにタッチパネルが採用されるケースが増えていて、そのサ
          イズも年々大きくなっています。そこにはオーディオのボタンやナビのボタンなどが表示さ
          れ、運転者が運転中に操作することもあります。

          自動車で運転中にタッチパネルを操作する場合は一般的な使用状態とは異なり、タッチパネ
          ルに長時間視線を向けることはできません。したがって、音によるフィードバックが重要に
          なります。

          そのためか、弊社はかつてある会社からダッシュボード用タッチパネルのフィードバック音
          のデザインを依頼されたことがあります。その時は何種類もの音を試作し、iPadでタッチパ
          ネル操作のシミュレーションができるようにして納品いたしました。

          弊社はエンジン音が得意分野ですが、このようなサイン音のデザインも勿論お引き受けいた
          しております。



          
事例紹介   車両接近通報音

          HV(ハイブリッド車)やEV(電気自動車)が普及するにつれ、低速時の走行音が小さいた
          めに歩行者が車の接近に気付きにくいという問題が明らかになりました。

          そこで、日本では国土交通省が世界に先駆けて対策を検討し、歩行者に注意喚起するための
          音を出す装置(車両接近通報装置)の搭載を2018年3月から義務化することになりました。
          その後国連でも検討が行われ、世界的な自動車の基準に採択されています。

          その車両接近通報音はどんな音でもよいということではありません。しかし、世界中で一つ
          の同じ音を用いるということでもありません。音のデザインは各自動車メーカーにある程度
          の自由度が与えられています。

          弊社は、車両接近通報装置搭載が義務化される直前にある会社から接近通報音のデザインを
          依頼されましたが、その時は模擬エンジン音を合成して納品いたしました。

          しかし、残念ながら市販品の音には採用されませんでした。模擬エンジン音を使用すること
          には賛否両論あるようです。



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